この「面妖」というのは 江戸は山の手(青山、麻布、目黒 等)でよく使われていた(ノテ語)らしい…
そもそも、山の手は旗本衆とか江戸在住の(地方)の武士とかの住む
至って武張ったところだったらしい…
我々が思う(山の手)上流社会のようではなかった、とか…
巷間伝わる(山の手)言葉も学習院創立のころに (京ことば)と江戸の(山の手言葉)等を
ミックスしたモノで、実際のノテ語は江戸弁と言っていいくらい無骨な
(基本は)武士言葉であった、とモノの本で見ました。
北杜夫さんなんかもよく(面妖)は使っていました…
さて、その「面妖なこと」ですが
先日の仕事のときに 私の譜面が 失くなってしまったのです!
予め郵送してもらった封筒に入っていた 2つのホルダーの内の一つが
忽然と消えてしまったのです…
着くまでは 確かに ありました。
そのホルダーの中に地図が入っていたので、出して確認をしましたし…
控え室でも私がそのホルダーを鞄から出すのを見たヒトもいます。
そして、リハが始まり…
結局 譜面は出てきませんでした!
余ってるのをもらったり、コピーしたりして
なんとかコトナキを得ましたが…
一体、どこに消えたのでしょうか??
以前ならきっと 誰かの所為にして八つ当たりをするところですが
一抹の不安
⇒ひょっとしたら、自分でどこかに置き忘れたのかも?
も あり…
「神隠し」ということで 落着でした…m(_ _)m
歳をとって優しくなることの 正体は 意外とこんなモンかも知れませんなぁ…
これからも 事故は増えていくのでしょうから
今度は 責められる側になっていくのですかね…(´・ω・`)
ついさっき、小沢昭一さんの訃報を知りました…
江戸の習俗、言葉に詳しい人でした…
ある年に
パッケージのディナーショーの一座で ご一緒しましたが…
あの方は 下戸のくせに 付き合いのよいことに
何回か二次会まで 参加して下さいまして
抱腹絶倒な宴になったことを思い出します…(;_;)
その折に
「あたしはバンドマンというのが好きだねぇ。 日本に最後に残った伝統(大衆)芸能だから
ねぇ…」
と仰言いまして
そのワケを尋ねると
「だって、バンドは人前で間違えるでしょ。あれはその場の芸だからなんで
近頃は(大喜利)なんかでも台本があって 計算通りでツマラナイ…後略…」
などと 教えてくれました…(ーー;)
小沢さんの出番は 我々のすぐ前なので
大体、私は袖で見ていたのですが
毎日、同じ話なのに 飽きないんですね~!これが…
そして、小沢さんも出番が終わっても残っているときがあって…
誰ががミスると嬉しそうにしていました…m(_ _)m
合掌!
(。。)☆\バキっ。