ちょうど、1998年の今頃のこと…
初リーダー作の録音が終わって いくらか高揚したおじさんが
⇒処女作を「遺作」と号していたほどだ…
「勉強をする…」とか「曲を書く…」という名目で(無理を言って)
知り合いのお友達の別荘を(格安)で借りることに…
条件は 一日最低一時間は掃除をすること…
こうして おじさんの(一人合宿)が始まった…
初回は特に勉強をしたりすることもなかったし…
⇒教材や資料を山ほど持って行ったにも関わらず…
※その後には一応「曲」は できたこともあるけど…云うほどのモノではなかった なぁ…
それから、(厚かましくも)定期的に通うようになっても このスタイルは継続し
未だに 特に(何をした)ということもない…
言ってみれば 帰るために来る…といったところで
単なる 生活の句読点 のようなモノになっていって…
言い方を変えれば 日常からの逃避 ということだけど
それが継続すると 日常から、もう一つの日常へ ということになって
たいして劇的なモノでもなくなり…
でも来るときには 何かしらの(開放感)もあって 続けてきた…(・∀・)
戒律というほどではないが
此処では酒は呑まない ということだけは(基本的に)守っている…
テレビはあったが映らず…
古いラジカセはあって ラジオは中波のNHKだけがノイズの中から聞こえた…
CDはノベタンにかけることはできたが 曲飛ばしとかリピートはできなかった…
当時のこのあたりは まだ、携帯の電波が弱かったのでメールもままならず…
夜は孤独感や寂寥やらで怖くて 結果的によく徹夜した…
「ラジオ深夜便」だけがオトモダチで…
※今ではノートPCを持って行くから随分とマシだけど…
「深夜便」を聞きながら近くの図書館で借りた本を眺めて 朝を待ち…
昼は寝不足でふらふらながら ぶらぶらして…
遊びに来ているわけではないので、倹しいうえにも ツマシク…
唯一の運動(贅沢でもある)は近場の温泉に行くこと…
これだって普段は300円のところで 時々は(奢って)500円のところへ行く…程度…
夜に満足に寝てないものだから、すぐにウトウトと居眠り…
⇒特に食後などは…
飯は炊いて おかずは鍋で煮込むようなモノを作り 具を足していく…やり方…
一度仕込んでしまえば あとは楽勝で…
元々、避暑地だけに 夏は過ごし易いけれどヒトも多くなり混雑も…
冬は冷え込んでグッと寂しくはなるけど
苦労して火をおこした薪ストーブの ちろちろという炎は見飽きることはなかった…
身体が芯から温もってきて…
それが翌朝には 燃えカスと煤になってしまうのだけれど…
そして、ボロボロに疲れきって帰路に…
(合宿)から帰った直後に(当時レギュラーだった) (故)Cさんバンドの仕事があったりすると…
他のメンバーが
「どうせ、自堕落にしているんだろ…?」と揶揄するなか…
Cさんは
「いやっ!こいつはちゃんと籠もって練習しているみたいだ…音がちがう…!」
とか仰っていたけれど…m(__)m
不思議でした…
今 思うに…皆に会えて一緒に演奏できる(喜び)が音にいくらかの影響を与えたのかも知れませんがねぇ…
そんなことで おじさんの(一人合宿)という行事は まだ続いているわけです…
勿論、楽器は持って…(弾く弾かないは別にして)
だいぶ日が長くなってきたようです…
追記)移動は深夜割引や長距離通勤割引を下道と組み合わせたりなんかして
安めにあげて…
でも、今回はちょっと上がった気がするなぁ…(-_-;)
オーナー様には 感謝の言葉もありません…m(__)m
。(。。)\バキッ☆