2回だけ経験のある お金を払ってセッションに参加したことなど…
バンドの練習で スタジオ代 割り勘というのは その昔に
何回かはありましたが…
それとは違い、れっきとしたアマチュアのセッションです。
さて、何故 私がそこに行ったか?というと…
10年ほど前の冬でしたか、横浜にあるホテルのラウンジで(縦割り)でやる
という仕事の依頼が 大先輩ヴォーカルのG.Y子さんからきました。
その前月に 数年来やっていた女性歌手のチームをアガったばかりの
私にとっては 渡りに船 の仕事でした。
聞けば、しばらく(10年以上)演奏活動をほぼ中断していた ピアノのTさんが
参加する、とのこと!
はじめは 金曜日というのが 少しひっかかりましたが、しかしTさんとなれば
否や は ありません。
個人的には 師と仰いで尊敬している方々とご一緒するのですから!
そして、そろそろ仕事がスタートする「春」の少し前に
Tさんから電話があって、
「セッションに行きたいのだけれど、付き合ってくれないか?」とのこと…
理由を尋ねると
「しばらく、ヒトとやってないからリハビリをしたい…」と仰り
「酒の肴もいいのがあるところだし、呑みながらできるし…」
私は 即オーケーしました。
「でも、土曜は教室がある日では?…」との私の問いに
セッションは2部制で1部はレギュラーがやるので、2部なら
家に帰って夕食を済ませてから行けて具合がよいのだ、ということ。
私の父より上ですから当時75歳は超えていたはずです!
関係者は確かに(いいヒト)たちでした、参加者も…
しかしながら、まさに素人と言っていいモノたちで
一生懸命にバックをするTさんは痛々しく見えました。
それまでは決してやらなかったブルースもやらされて、それが実に
よい のでした!
2回目にとうとう 私は善良なる素人たちに
「君たちは、このお方がどんだけ凄い音楽家かわかっているのか!」と
水戸黄門の角さんさながらに、説教をしたのでした…
その結果、みんなでTさんを聴く会になってしまい、それきり
行かなくなってしまいました。
Tさんは私の分の支払いを全部払ってくれましたが、
とても酔うどころではありませんデシタ…(>_<)
その後、数年間は「Tさんのファン倶楽部」のような仕事が続いたのですが
私は トラを一度しか入れませんでした…
(。。)☆\バキっ。
絵日記は→http://blogs.yahoo.co.jp/iqosplay こちらで
※Tさんは 未だ 健在です!(´∀`)