同業の I君が FaceBookで
「(前略)…クラシックは曲を練習するけれど、ジャズは曲で練習するのだ…後略)」
と 言い得て妙…なことを 書いていて…
くれぐれも (ジャズに関しては)クラシック的な(勉強の仕方)をしないように…とのことで
これは全く同感です…
僕が思うに真面目なヒトほど この罠にハマることが多いようです…
きちんとしたい…ので
設計図をキチンと用意してその通りにやろうとする…
それでは
自分の中でのイメージが上限になってしまいます…
しかも、打率10割なんてことはないですから 終わってから
あれができなかった…これはこうやるんだった…等々、マイナスの記憶ばかり積み重なっていくわけで…
もし、台本がアバウトだったら 余白に共演者のアイデアやその場のムードや
思い出したフレーズとかを(混ぜる)ことができて ズタボロを避けることができるかも知れません…
人情モノと思って始めたのにサスペンスで終わった…とか意外な発展もあるかも…?
つまり (ちゃんとする)というのが(音楽的でない)ことになってしまう危険があるわけですね…
そのくらい音楽というのは広くて深いモノで 簡単に分かったりはしないのです…
わかったと思っても(誤解)のことが多くて…
(寒かったんですね…)
確かに 楽器を習得するのには クラシック的なやり方が合理的だとは思いますが
音楽をする…というのはまた別のsenseが要求されると思います…
つまり確実に収穫を得られるのは田畑の耕作ですが、それ以外の獲物を捉るには猟に行かなければならない…といったようなことで…
ましてや、バンドは定型を嫌う(繰り返しが苦手…というより飽きっぽい)モノが多いので…
ズタボロの山野を彷徨っているわけです…
「ジャズはデタラメで明るきゃいい…」という 故Gさんの言葉は
案外、的を射ているかも知れません…
そのときは (ジョーク)と思って聞いていたのですが…
。(。。)\バキッ☆