sokotujii's blog

呟き以上、日記未満…かな

ドタバタ…

とんでもない 愉快な夢を見た!

忘れないうちに、以下に記す…

 

最初の部分は忘れかけて曖昧なんだけど…

 

東京で仕事がうまくいかなかった僕に 大阪での仕事の依頼がくる…

話を聞きにいくと、そんなにいい内容ではなかった。

しかし、とりあえずそれしか(すがるものの)ない僕は

やることにした。

 

月に一度通うわけだが、どうせなら部屋を借りたほうが無難だろうと

物件をさがして、言うほどではないがソコソコ安い部屋を借りた。

その費用は親戚を回って罵倒されながら融通してもらった…

してみると一度戻ったらしい。

東京のほうはどうしたのか?は覚えていない…

 

その部屋は場末の雑居ビルの2階で隣りは大きなバルコニーのように

円形に張り出したキャバレー(?)のような店で安っぽいネオンが

ついている。4、5階建てのようだ。

下もなにか飲食店で、そもそもそこを周旋した不動産屋もそのビル内にあり

他に住人がいるのか?はわからない…

 

自分でも、「少しは安いけど騒がしそうだし、あんまりお得でもないなぁ…」

と思いつつ他を当たるのが面倒なので決めた。

 

最初の日に、住みつく(原因)の仕事がダメになった。

そして、近くで何かのオーディションがあると聞いて

面接に…

 

そこには、それぞれ曰くありげな(暗めの)ヒト達がいた。

中年サラリーマン風、おばさん(自分ではそう思っていない)二人組

ノータリンギャル二人組、元仕事師風、背筋の伸びた老人…等々

みんな、安っぽくてうらぶれている…

合間に自己紹介などしあって、「悪いヒトはいなそうだ。みんな俺と同じ

落伍者なんだなぁ…」という印象をもった。

 

オーディションは済んで結果発表は翌日ということで解散…

でも僕は(ダメだったな…)と実感していた。

 

帰る段になると、驚いたことに 僕以外誰も(帰るところ)が無いのだった!

うらぶれどころではなく、みんなギリギリの切羽詰った状態で…

皆さんそれぞれに友人知人を頼っていくことになったが

おばさん二人組のひとりだけ何処にも行くところがないので

泊めてくれと言う。

僕は好みでもタイプでもないからマチガイはあるまい、と承諾した。

ひとりでいるよりはマシかな?というのもあった。

でも内心 居着かれたら困るから今夜だけにしよう…とか思っていた。

 

索漠とした荒野を三々五々と歩いていった…

まるで見たことのない 大阪だった。

 

件の場末の部屋に着き、なぜ此処に住んでいるのか?と

おばさんに聞かれて「ホテルを取るより便利だから…」とか

見栄を張ったりして…

おばさんはいいヒトのようだった。

そして、マチガイはなく至って平和に眠りについた。

寝具はないのでソファーと床に分かれて…

 

朝方から階下で物凄い音量のピアノが!

なにごとか?と思った。夜店にしては異常だ。

周旋屋に聞くと階下はピアノ教室で今日は発表会なのだとか!

「こんな時間に?しかも防音どころか増幅したかのような爆音だ!…」と

思った。

仕方なく起きることにした、そしたらいきなり二人の男性が鍵を開けて入ってきた!

 

この部屋はひょうたん型のワンルームで

なぜかアップライトピアノが置いてあったのだが、そのピアノは周旋屋が勝手に

時間貸し)をしているらしい!

つまり(ピアノを)借りたモノはみんな鍵を持っていて (いつでも部屋に入ってくる)

ということ…

 

家賃の安いわけは ただ単に騒音とかではなく、この(ピアノ室として

又貸しする)というのもあったようだ!

それでも僕は

「まぁ、日中は部屋を出てればいいことだし 貴重品とかも置かずに…

でも何か事故が起こったときの保障(証)関係をキチンとしないと…」

なんて思っていた。

 

二人組はピアノの先生と生徒さんという おじさんたちで

ここを借りてレッスンとは このヒトも相当うらぶれているなぁ!などと

ぼんやりしていると

先生のほうが はやく出てってくれ、レッスンの邪魔だから…とノタマウ。

僕は僕で 「そうか!この部屋は下の教室の練習室だったのが景気が悪くて

撤退したのだ!それを周旋屋が引き継いで 営業をしているのだ!さすがは大阪…あっぱれあっぱれ!」

と半ば感心していた。

 

とにかく、シャワーだけは浴びさせてくれ と頼んでシャワールームに入り

ユニットバスなので(ばかに広いのに)脱いだものをどこに置こうかなと思い

ふと 見ると入口と反対側にドアがある。

そっちに置けばいいや、と脱ぎながら開けた…すると

 

そこは新聞社のオフィスで今まさに戦場といった感じで慌ただしい。

編集部なのだろうか?まことに活気にみちている…

呆然としていると、編集長が寄ってきて ここを更衣室にするのは困る と言う。

ごもっともなので ドアを閉めて戻ると 

そこには行列が!

 

僕の部屋のトイレは(おそらくは使用料をとって)公開されているらしい…

それで 異様に(公衆便所のように)広いのだ!

「むむっ!大阪の周旋屋 恐るべし!」と思いつつ

「まずは シャワーだ、今日は面接の発表なのだから…」と

列の脇をすり抜けていくと

 

昨日のギャルが来ていて 別の個人面談を受けるのに

この部屋を指定してしまったので貸してくれ と言う。

僕は もう大抵のことには驚かなくなっていたので

いいけど、この馬鹿でかいトイレしかないぜ、と答えると

それでもいいと言うので

じゃあ、ご自由にとシャワーを使いに…

 

そのときに彼女が何かの灰のようなものを(ボストンバッグいっぱいに積めていた)

全身にふりかけていたので わけを聞くと

一種のお灸のようなもので オマジナイだという。

へえ~っ!いろんなもんがあるんだなこの世には とシャワーへ…

 

シャワーが済んで戻ってみると 騒然たることになっていた!

お灸の灰から引火して火事になって ギャルが火傷をしているらしい…

なぜか昨日の面接仲間が全員で消火活動、ギャルも救い出し

事無きを得て…

 

僕は

「この人たちと一緒ならなんでもできそうだ!」

と 希望が芽生え 漲るモノを 覚えたのでした…!

 

とここで 目が覚めたのですが

実に愉快な 夢 でした!

 

まだ、元気が続いています…

(゚∀゚)